3度目の正直でプロ合格 泉田琴菜選手 新潟県内4人目の女子プロゴルファー【田上町】 (22/03/21 19:00)

ゴルフ全般

去年11月、新潟県内4人目となる女子プロゴルファーが誕生しました。

プロテスト3回目の挑戦で合格をつかんだ、田上町出身の泉田琴菜選手を取材しました。

【泉田琴菜 選手】
Qゴルフを始めたきっかけは
「たまたま同級生の家族がゴルフ場を経営してて、それでじゃあやってみようかなって感じ」

小学3年生のころに初めてクラブを握り、14歳で本格的にゴルフを始めた泉田選手。

中学卒業後にはトップアスリートを要請するアメリカのアカデミーに留学し、2019年からプロへの挑戦を始めます。

去年6月に挑んだプロテストは、わずか1打差で不合格に…。

【泉田琴菜 選手】
「テレビに映って華やかな世界がプロゴルファーだと思っているので、そこに行くには到底まだまだなんだなって思い知らされたというか」

泉田選手の母・裕子さんも当時をこう振り返ります。

【母・泉田裕子さん】
「普段感情を出す子じゃないんですけど、泣きわめいてっていうか。親なんですけど何も言えなかったっていうか、見守ってあげるしかなかった」

しかしその悔しさを胸に去年11月、念願のプロ資格を掴み取りました。

【泉田琴菜 選手】
「プロテスト今回3回目で受かったんですけど、1回目2回目落ちても『諦めなくてもいいよ』って言ってくれたのが一番大きかったと思う」

この日、後援会のコンペに参加していた泉田選手。

途中、参加者から好物だというおにぎりをもらい、笑顔を見せる場面も。

しかしクラブを握れば表情は一変、見事なショットを披露します。

【参加者は】
「高さとね、やっぱミートの音。僕らじゃ出ない、まあ僕は出ないね」

ドライバーでの平均飛距離は、女子選手の平均を上回る250ヤード。

それでも、さらなる飛距離のUPへ、トレーニングにキックボクシングなどを取り入れ、下半身と体幹を鍛えています。

【泉田琴菜 選手】
「飛距離は自分の中で武器だなと思ってるんで、安定性がつけばもうちょっと本格的にストロングポイントになる」
「出れる試合を一つずつクリアして、レギュラーツアーを少しでも多く出て戦えるような選手になりたいと思います」

地元の期待も背負いながら、プロ入り後初のシーズンに挑みます!

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