【上達のヒント】基本、難なく打てる、自慢のUTを持つ人は多いでしょう。でも「たまに出る、大ミスが悩み」、「もっと確実性よく打ちたい」との声も。きっと今回の話、参考になるはずです《第196回》

ゴルフ全般

当講義スタッフの一人であり、高校の同級生で、25年前には一緒に地元のコースのメンバーとなったMクン。ここ数年、彼のゴルフの調子は右肩上がりで、差を広げられた感があります。でも、仲間が上手くなるのはとても喜ばしいことで、普段は自分が、湯原プロの指導を始め、ゴルフ業界で約30年間培ってきた知識を伝授し、サポートしてあげています、マジで。……彼にちょっとムカつくのは、自分が教えたことをすぐに身につけてしまう点。こっちはなかなかうまく取り入れることができず、苦労しているというのにw ……さて、そんな彼。近頃、パー5のティショットでビッグドライブ後、ライ良し、の状況にもかかわらず、UTでチョロしたり、大きく曲げてしまうミスをよく犯していました。そこでまず道具から見直し、フェアウェイウッド含めUTを、より彼向きのモノへとチェンジ。すると練習場では快打連発なのですが、コースに出ると、まだ同様のミスが顔を出してしまいます。慣れの問題もあるのでしょうが、もう、そうなると自分のアドバイスが、きちんと的確なのかどうか疑問に。「ならば湯原プロに直接聞いてみよう、取材の合間に」となった次第です。
すると「あー、これはMクンに限らず、多くの聴講生にも役立ちそうだ」と思われる指導をして頂き、検討の末、第196回講義として配信することにしました。(今講義内、音声不良や雑音が入ったのは、そうした事情があったことでご容赦願いますm(__)m) ……現在、その取材日から月日は流れております。はたして彼のUTでのショット、メッチャ精度が上がっています。もちろん自分も、まだまだとはいえ、かなりよくなっています。まさに表題の内容に偽りなし、です!

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 人間科学専攻に入学。24年3月修士の学位を取得して現在、さらなるゴルフ理論を追究しつつ、博士号の取得を目指す。

《目次》
00:00 UTでスイング診断
00:41 丹田の位置キープ
01:39 腕の脱力、始動ほか
03:57 パー5第2打で…
06:11 若干沈み込む
07:32 改めて湯原が解説
09:30 実際体感してみよう

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